国と基本情報まとめ

ミャンマーはどんな国?基本情報まとめ

この記事のサマリ

ミャンマーは東南アジアにある国です。タイの西隣にあり、日本との時差は2時間半。135の民族が暮らしており、言葉も文化も地域ごとにまるで違います。

みんがらーばー!MyandemyのTsuzumiです!

本日も読んでいただきありがとうございます。

今回はミャンマーの基礎情報について!皆さんはどのようなことを知っていますか?

ニュースで名前は聞くけれど、地図で指させといわれたらわかりますか?ミャンマーは、そんな「知っているようで知らない」国かもしれません。

ミャンマーは東南アジアにある国です。タイの西隣にあり、日本との時差は2時間半。135の民族が暮らしており、言葉も文化も地域ごとにまるで違います。

ビルマ語専攻である私がミャンマーの基礎情報をまとめてみました。

1. ミャンマーの基本情報

ミャンマーという国を知るために、まずは基本情報から始めましょう!

正式国名ミャンマー連邦共和国(Republic of the Union of Myanmar / ပြည်ထောင်စု သမ္မတ မြန်မာနိုင်ငံတော်)
面積 / 人口68万㎢ / 5,114万人(2019年)
首都 / 時差ネーピードー /日本より2.5時間遅い
民族 / 公用語ビルマ族(約70%)、他少数民族 / ビルマ語(その他少数民族が独自の言語を持つ)
宗教仏教(約90%)、キリスト教、イスラム教など
GDP / 通貨約595億ドル(1人あたり1,105ドル)/ チャット
行政区画7管区・7州(管区/州 → 県 → 郡 → 部落区/町区)

出典: 外務省 ミャンマー基礎データ(2026年10月確認)

ミャンマーは東南アジアに属する国です。バングラデシュ、インド、中国、ラオス、タイと国境を接しています。東南アジアと聞くと暑そうに聞こえますが、実は全土は北半球に収まっています。

気候に関しては5月後半から10月くらいまでは雨季、11月から5月前半までは乾季と呼ばれています。暑いときの日中の最高気温は40度に達するそうです。ただ、北と南で気候は異なります。

海岸部はベンガル湾・アンダマン海とも接しているため、交易にも適した地理環境です。

2. ミャンマーの今の情勢は?

現在は2021年2月のクーデター以降、外務省の危険レベルは2(不要不急の渡航中止)、3(渡航中止勧告)に指定されている地域がほとんどであり、渡航はかなり難しい状況です。ヤンゴンやネーピードーの危険レベル2に指定されています。(2026年10月確認)

3. ミャンマー人は何語を話す?

ミャンマーの言語に関して一言で表すことはできません!それは、ミャンマーが多民族国家であるからです。ミャンマーには主要8民族を含む135の民族がいるとされています。しかしながら、これは国が認めている民族数であり、認められていない民族を含めると135を超えるより多くの民族が暮らしているといわれています。

そのなかでもビルマ語が多く話されています。ビルマ語は「シナ・チベット語族」「チベット・ビルマ語派」の言語です。ほかにもミャンマー国内で話される言語には同じ語派の言語もあります。反対に、その語族以外のものもあります。

4. ミャンマー料理ってどんなの?

ミャンマーでは主食として日本と同じくコメを食べています。ただ、日本のコメよりも細長く、粘り気が少ないのが特徴です。料理法としては水を加えて煮込む方法が一般的です。また、国民的麺料理である「モヒンガー」というそうめんに似た麺に魚的ソースをかけた料理もあります。市場も多く、通り道で魚や椰子砂糖、コメなどが販売している様子も見られます。

5. 日本の1万円はミャンマーでいくら?(通貨)

ミャンマーでは「チャット」と呼ばれる通貨が使われています。

1円は25.2569チャットになります(2026年10月14日)。そのため、1万円は252568.65 チャットとなります。

ちなみにミャンマーでは屋台で一食2000~4000チャット(150~300円)で食べることができます。日本と比べると物価は安いです。

6. ミャンマーは昔どこの国だった?

ミャンマーは独立までイギリスに支配されていた時期があります。

この国では1885年第三次英緬戦争でのビルマ王宮占領によって英国による植民地支配が始まりました。これによってビルマ王国は王政の崩壊を迎えます。植民地時代には労働力不足のため大量のインド人移民が流入した歴史も持ちます。

しかしながら、ミャンマーは日本の統治下にあった歴史もあります。1937年に日中戦争が勃発し、その後は日本軍による援蒋ルート遮断や資源確保を狙った大陸侵入が始まりました。敵国に支配されていた大陸部のビルマも日本軍の標的となります。1942年。北伐戦というビルマ中央部に向けた英軍駆逐作戦を日本軍は実行します。これに成功した日本は同年5月までにビルマ全土をほぼ制圧しました。この時期は一部将兵による市民への暴力的行為やレイプ、虐殺行為もありました。「死の鉄道」と呼ばれた泰緬鉄道の建設もこの時期に行われていました。その後、1945年ごろから抗日運動・独立運動が盛んになり1948年1月4日 に英国から独立しました。

7. 日本にミャンマー人は何人住んでいる?

出入国在留管理庁の2025年末のデータでは日本に約16万人のミャンマー人が暮らしていることがわかっています。これは国別の人数で9番目に多いです。ただ、昔からたくさん暮らしていたわけではなくここ最近で大幅に増加しました。特にこの10年間で13万人以上増加しています。在留資格別でみると技能実習生・留学・特定活動での来日が多いことがわかります。

2021年2月のクーデター後には情勢不安を理由に日本への在留を希望するミャンマー人については緊急避難措置として在留や就労が見止まられました。難民認定審査も同時に行われています。

8. ミャンマー人はなぜ日本に来るの?

日本に来る理由として技能の取得や就労があります。前述したように技能実習生・留学・特定活動での来日が多く見られます。例えば、日本語学校にはじめ通い、その後大学や専門学校に進学することも多くあります。日本が他国と比較してキャリアアップや安全な環境で仕事ができることを理由とした来日もあるそうです。

また、ミャンマー国内で特定技能の試験を受けてから来日し、日本での就労を模索する人も多くいます。

その他の理由として日本のアニメがミャンマー国内でも放映されているため、日本の文化・日本語に触れる機会が多く日本語を学ぶことを選ぶ留学生もいます。

このように様々な理由で来日してきています。

ミャンマーは日本と違う文化や制度をたくさん持っています。ただ、違うところがたくさんありつつも日本でミャンマーの文化を感じられるところはたくさんあります。実は東京にも料理店はたくさんありますよ〜!日本でもたくさんミャンマーを感じられるので興味のある方は私たちの記事でたくさん学んでいただけると幸いです!最後までお読みいただきありがとうございました。次回もお楽しみに!

参考文献(10件)

書籍

  1. 伊東利勝編(2011). ミャンマー概説. 株式会社めこん
  2. 田村克己・根本敬編(1997). 暮らしがわかるアジア読本ビルマ.河出書房新社
  3. 中西嘉宏(2022). ミャンマー現代史. 岩波書店
  4. 根本敬(2014). 物語 ビルマの歴史. 中央公論新社

Webページ

  1. 外務省(2026).「ミャンマー連邦共和国 基礎データ」.外務省 ミャンマー連邦共和国.https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/myanmar/data.html#section1 ,(2026-10-19)
  2. 外務省(2026).「ミャンマー危険・スポット・広域情報」.外務省 海外安全ホームページ.https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_018.html#ad-image-0 ,(2026-10-24)
  3. 一般社団法人 日本ミャンマー文化産業振興協会.一般社団法人 日本ミャンマー文化産業振興協会 ミャンマー ミャンマーという国. http://jm-cipa.net/myanma.html ,(2026-10-24)
  4. 出入国在留管理庁(2026).「令和7年末現在における在留外国人数について」.出入国在留管理庁 報道発表資料.https://www.moj.go.jp/isa/publications/press/13_00062.html?hl=ko ,(2026-10-19)
  5. 出入国在留管理庁(2026).「在留資格『特定活動』(特定情報処理活動)」.出入国在留管理庁. https://www.moj.go.jp/isa/applications/status/designatedactivities08.html ,(2026-10-19)
  6. Western Union(2026).「JPYからMMKへの通貨換算ツール 」. Western Union. https://www.westernunion.com/jp/ja/currency-converter/jpy-to-mmk-rate.html, (2026-10-19)

Myandemy Japanについて

Myandemy Japan株式会社は、日本で学び、働きたいミャンマーの若者を支援する会社です。日本語を学ぶだけで終わらせず、その力を留学や就職といった次のステップにつなげることを目指しています。主な事業は、キャリア支援アプリ「myandemy.ai」の開発・運営、学習者のレベルに合わせたオンライン日本語授業、進学先の学校選びから出願準備までを伴走するキャリアコーチングです。また、ミャンマーの料理や衣装などを体験できる文化交流イベントも企画し、日本の方にミャンマーを身近に感じてもらう活動にも取り組んでいます。また、その経験を、企業の営業・マーケティング・事業開発にも活かしています。

執筆

Tsuzumi

Myandemy インターン(東京外国語大学 言語文化学部でビルマ語を専攻)

言語オタクで、ロシア語やタイ語も勉強中。

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